エルサルバドル/ロス・セリトス農園

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エルサルバドル/ロス・セリトス農園のクロップ紹介です。

中米産のパカマラ種を探していて、この豆を試してみることにしました。

限定品のため、仕入先の在庫がなくなり次第終了となります。

エルサルバドル

エルサルバドルは太平洋に面した中米の国です。

首都はサンサルバドルで、グアテマラとホンジュラスに接しています。

’80年代半ばまで長期間に渡る内戦が続くなどしたため、

どうしても、中米の中では最も治安が悪い国という印象が否めません。

エルサルバドルには20以上の火山があります。

したがって、他の中米諸国と同様にコーヒー栽培に適した土壌となっているわけです。

国土の約10%が森林地帯のエルサルバドルですが、実は自然林はほとんど残っていないそうです。

全体の8割ほどが、植林により再生された森林とのことです。

太平洋に面しているため、サーフィンはポピュラーなマリンスポーツの1つになっています。

ロス・セリトス農園

現在この農園は、アグリコラ・サンアグスティン社の

フェルナンド・アルファロさん家族が管理を行なっています。

現在で4代目になるそうです。

パカマラ種をメインとした農園で、他にパーカス種の栽培も行なっています。

収穫は、パカマラとパーカスが混ざらないようにそれぞれ別々に収穫しており、

熟度も25%以上のコーヒーチェリーのみを収穫するように心がけているそうです。

クロップの紹介

クロップデータ

・生産地   アワチャパン、アタコ

・精製法   ウォッシュド

・品 種   パカマラ

・標 高   1,350m

フレーバー

<焙煎度/浅煎>

・酸味 ☆☆☆☆

・甘味 ☆☆☆☆

・苦味 ☆☆

・コク ☆☆☆☆

・香り ☆☆☆☆

品種

パーカス種とマラゴシッペ種を人工交配させ作られた品種です。

このパカマラ種は、エルサルバドル国立コーヒー研究所で誕生しました。

エルサルバドルが発祥の地ですね。

収穫量が比較的安定しているパーカスと、

大ぶりなのですが収穫が不安定なマラゴシッペを交配させることで、

パカマラという素晴らしいクロップが産み出されました。

クロップの外見の特徴は、何と言っても豆の大きさにあります。

通常の豆の2倍近いサイズがあります。

また、フレーバーの特徴は、浅煎りでも感じることのできるボディ感と

シトラス系のほんのりと甘い酸味です。

冷めるにつれて甘味が増すだけでなく、口の中を滑るようなシルキーな口当たりが

とても心地よいクロップです。

グレープフルーツのようなシトラス系のフレーバーと繊細な酸味が楽しめます。

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